カプチーノのインマニガスケット交換+水ホース全交換

にじみ発見

エンジンシリンダに繋がる水パイプ付近から何やら滲み出ているのを確認していました(画像の下の黄丸部分)。

画像は水ホース全交換ついでにこのパイプのガスケットも交換しようと、とりあえずオルタとそのブラケットを外した場面です。

オルタネーターを外して気づきましたが、インマニの黄丸部分からも滲みが…こちらが本命?

ということで思い切ってインマニ脱着にトライしました。

特殊?レンチを用意

インマニ外しで一番の懸念が、スペースが無い中でインマニとエンジン間のナット9個(上4個、下5個全て10mm)が外せるのか?ということでした。

上側の一番のポイントは一番右側のエンジンフック下のナットです。ラチェットやソケットはスペース的に難しいし、一般的な角度のメガネレンチもエンジンフックに当たってダメです。フックを外せば問題ないでしょうが、ボルトを外すとヘッドカバーガスケットが弱りそうなので考え物です。

そこでスタビレーというメーカーの75°角のメガネを用意しました(画像中段)。このレンチでギリギリOKでした。

上側の残りの3個はKTCの普通のメガネ(画像下段)でOKでした。

次にインマニ下側のナットですが、こちらはスペースがあまりありません。そこでSIGNETというメーカーのショートタイプのレンチ(画像上段)を用意しました。

今回は水ラインホース全てとシリンダ部の水パイプのガスケットも交換するので、ヒーターホースのバルクヘッド側とシリンダに付く水パイプを一式外したため、スペース的にはかなり余裕ができました。余裕が出来たこととショートレンチのお陰でインマニ下側ナットも問題なく外せました。

※ 燃料ホースを抜く前に燃料キャップを外して圧を抜いておきました。

外れた

外れました。インマニナットさえ外すことが出来ればこっちのものです。

画像黄丸の部分のガスケットに切れがあり、オイルが垂れていました。

インマニ側

とりあえずここまでです。無事取り付けられるのでしょうか。

外した場所

簡単に外した場所を。

コネクターはフェンダ上の大きいカプラ2つ外せばよいです。

キャニスターは上へ引っこ抜けばOK。

水ホースも外す

アースとじゃまなステー、水ホース。

水ホースはインマニ下にも大小2本刺さっているので外します。というか、水ホースは固着していて外れません。どうせ水ホースも交換するのでカッターで切りました。

燃料ホース2本

燃料ホース2本を外します。

ヒーターへのホースも外します

水ホースも交換するのでヒーターへの水ホースも外します。

あとは

逆の手順で組み付けていきます。

インマニ~エンジン間とエンジン~アルミの水パイプ間はガスケットを綺麗に落とし、一応オイルストーンでさらっておきました

before

カメラが汚れるので画像があまりありません。。

before

after

after

綺麗になりました。

外した水ホース1台分

水ホース交換はインマニ下の部分しか紹介していませんが、純正オイルクーラー付近がなかなか面倒な作業です。

写真は水ホース1台分です(実は一本足りませんが)。

部品代はクリップ含めて15,000円前後です。工賃はお店に頼むといくらぐらいするんでしょうか。個人的には5万位は欲しい作業ですねぇ。

関連記事