180SXのタイロッドエンドブーツ交換
- タイロッドの長さを計測
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※ ハンドルをいっぱいまで切っておくと交換作業が楽です。
タイロッドエンド脱着があるので、トーの狂いを最小限に留めるため、まずはタイロッドの長さをメモしておきます。
※ 画像のタイロッドはイケヤフォーミュラのタイロッドです。
- ナックルからタイロッドエンドを外す
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割りピンを外して、12mmナットを外して、タイロッドエンドプーラーを使ってエンドをナックルから抜き、タイロッドからも外します。
※ ハンマーで一気に抜くのもありですが、小さいトンカチで何度も叩きまくるとそのうちエンドのボルトを曲げます(笑
- ブーツを取る
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マイナスドライバーとハンマーを使ってブーツ底に隙間を作ってブーツを取り、中の古いグリスを拭き取ります。
- S14タイロッドエンドブーツ流用
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実はS13系はタイロッドエンドブーツ単品では純正部品で出ないので、流用情報のあるS14のタイロッドエンドブーツを流用しました。サイズはピッタリでした。
部品番号:48522-D0100(1個1,000円弱)
- ブーツ組み付け
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新しいグリスをエンドのジョイント部塗りたくります。グリスは手持ちのモリブデングリスを使いました。ゴムを侵す性質があるようなのですが、だめになったらまた交換すれば良いので…。
ブーツの組み込みにはモンキーを利用しました。画像のように口を広げておき、ハンマーでちょっとずつ叩いていきました。
- ねじ山修正
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ねじ山が微妙にだめになっていたので、ダイスでねじ山を修正しました。※サイズはM12の1.25(ハブボルトと同サイズ)。
ライト精機 - 完成!
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逆の手順でエンドをナックルへ取り付け、最後にトー調整して完成です。
運転席側はエンドのボルトが歪んでいたのでエンド一式交換しました(約7,000円…)。
新品に比べて古いやつはジョイントの動きがかなり渋い…助手席側も新品交換した方が良いのか…