CentOS7 が起動せずGRUB2コマンド入力画面になった

症状
KVM上の仮想ホスト(CentOS 7)の電源を入れるとOSが起動せず、

[ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions ~ 略 ~]
grub>

のような黒い画面になったときの話です。
←はイメージです(CentOS 6.7)
対応
ネットを検索して次の 1)~4)を試してみても状態が変わらず、CeontOSのインストールイメージ(DVD)のレスキューモードを起動し、ブートローダーの再インストールを実行後、再度 1)~4)の grub> 操作を実行したら正常起動しました。
※ CentOS7?から GRUB2 になったらしい。

※ 起動しなくなったCentOSのパーティション構成はこんな感じです。
/dev/vda1=/boot
/dev/vda2=swap
/dev/vda3=/

/dev/hda IDEタイプHDD
/dev/sda SCSIタイプHDD
/dev/vda 仮想ディスク

※ lsコマンドでディレクトリを表示できます。
例1)grub> ls
(hd0) (hd0,abc3) (hd0,abc2) (hd0,abc1) …grubのコマンド入力時は(hd0,abc1)としなくても(hd0,1)と後ろの数字だけでも良いみたいです。
例2)grub> ls (hd0,abc3)/etc など

※ (hd0,1)は /grub や /vmlinuz-xxxx や initramfs-xxx.img が格納されていた。
hd0 はHDDの番号(ディスクが1本しかないならhd0)、0はパーティション番号
/dev/vda1…(hd0,1)
/dev/vda2…(hd0,2)
/dev/vda3…(hd0,3)

※catコマンドでファイルの中身が表示できます。
例)grub> cat (hd0,abc3)/etc/fstab など

※ grub> cat /grub2/grub.cfg は空ファイルだった。


1)rootを設定 これをすると (hd0,1) と打たなくても / と打てば通じるようになる。 ←これはやらなかったかもしれない。
grub> set root=(hd0,1)

2)起動するカーネルを指定する。ここで指定するrootはCentOSのルート(/)のパーティション
ro は read onlyの意かな?
grub> linux (hd0,1)/vmlinuz-3.33.3-33-xxx root=/dev/vda3 ro

3)カーネルと同じバージョンのinitrdファイルを指定する。
grub> initrd /boot/initramfs-3.33.3-33.img

4)システムをブートする。
grub> boot

4.5)
症状が変わらなかったので↓のブートローダーの再インストールを実施。再度ここの 1)か2)からやり直した。

5)(OS正常起動後)GRUBを修正? 起動メニューを反映? ←これは必須なのか不明だが一応実行した。
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
ブートローダーの再インストール1
CentOSインストールイメージの最初のメニュー画面です。
「Troubleshooting」を選択します。
ブートローダーの再インストール2
「Rescue a CentOS system」を選択します。
ブートローダーの再インストール3
----------------------------------------------------------------------
The rescue environment will now attempt to find your Linux installation and mount
 it under the directory : /mnt/sysimage. You can then make any changes required
 to your system. Choose '1' to proceed with this step.
You can choose to mount your file systems read-only instead of read-write by choosing '2'.
If for some reason this process does not work choose '3' to skip directly to a shell.

 1) Continue

 2) Read-only mount

 3) Skip to shell

 4) Quit (Reboot)

Please make a sekection from the above:
----------------------------------------------------------------------

簡単に説明すると、
「Continue」を選択するとファイルシステム(CentOSのルート)を /mnt/sysimage/ ディレクトリーに読み書きできる状態でマウント。
「Read-only mount」を選択すると読み取り専用モードでマウント。
「Skip to shell」を選択するとマウントしない(ファイルシステムが破損していると思われる場合はこれを選択)。 
「Quit (Reboot)」を選択すると再起動。
-------
詳しくは Redhatサイトをご参照)
https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html/Installation_Guide/sect-rescue-mode.html
				    
ブートローダーの再インストール4
1 (Continue)を選択。

「return」キーを押せと言っているので押します。
ブートローダーの再インストール5
するとマウントされ、入力モードになります。ここで↓を実行。
1)root ディレクトリーを /mnt/sysimage/ に変更。 
sh-4.2# chroot /mnt/sysimage/

※ fdiskコマンドでデバイスの構成が分かるかもしれません。
# fdisk -l
~ 省略 ~
デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/vda1   *        2048      976895      487424   83  Linux
/dev/vda2          976896     4882431     1952768   82  Linux swap / Solaris
/dev/vda3         4882432   125820927    60469248   83  Linux

2)GRUB2 ブートローダーを再インストール。ここで install_device はブートデバイス (通常は /dev/sda だけど今回はVM環境なので/dev/vda)
※ 後ろの数字は付けない! /dev/vda1などとはしない。
sh-4.2# /sbin/grub2-install install_device

3)再起動
exit
exit

この後↑のGRUB操作 1)~5) or 2)~5)を実行して正常起動するか確認。
				    
思い当たる節
この症状が出る前にネットワークドライブをOS起動時にマウントしようと /etc/fstab を修正したため(記述ミスがあったと思われる)、これが原因になったのだろうか…。と思い、レスキューモードで起動し、CentOSのルートを /mnt/sysimage/ にマウントしたときにviコマンドで該当部分を削除しておいた。以後、/etc/fstab 編集時は # mount -a コマンドで内容が正しく反映されるか確認している。
参考サイト
GRUB)
https://jp.linux.com/news/linuxcom-exclusive/418274-lco20140625
http://nabe.blog.abk.nu/0496

ブートローダーの再インストール)
https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html/Installation_Guide/sect-rescue-mode.html