RTXシリーズはルーター間で設定ファイルを簡単にコピーできるということで、今回初めて試してみました。結果は、microSDカードを使って簡単に移植できました。移植の仕方はヤマハ公式サイト(外部メモリの利用)をご参照。
※コピーする方法は何通りかあるようなので、事前に良く調べてください。ここで紹介する方法は一例です。
■コピー元ルーターで操作
ルーターの内蔵フラッシュROMに保存されている設定ファイルを、'config.txt'というファイル名でmicroSDメモリカードにコピーする。
# copy config 0 sd1:config.txt
■コピー先ルーターで操作
※microSDカード内の設定ファイルを内蔵フラッシュROMへコピーする方法です。
設定ファイルをコピーしたmicroSDカードをコピー先ルーター(起動中)に差し込み、外部メモリボタンとDOWNLOADボタンを同時に3秒以上押下します。コピーが終わると自動的に再起動します。
※この機能はoperation external-memory download permitコマンドがonに設定されている時のみ有効です(初期値はon)。
再起動後、ネットボランチDNSだけが反映されていなかったため、次のコマンドを実行しました。
ホスト名の登録
# netvolante-dns hostname host pp (ホスト名)
ネットボランチ DNS サーバーへの手動更新
# netvolante-dns go pp (相手先情報番号)
ちなみに、ルーター起動前にmicroSDカードを差し込んだ場合は、SDカードの内容で起動するようです(この機能の初期値を変更していない場合)。