
自宅10G化計画第1弾でヤマハの10G対応スイッチSWX2220-10NTを導入しましたが、第2弾としてCiscoのCatalyst1300シリーズ「C1300-16P-4X」をなんと個人で新品購入してしました。
Ciscoスイッチを買った理由
まさか個人利用でCiscoスイッチを新品購入するなんて思いもしませんでしたが、その理由をいくつか紹介します。
まず、ネットワーク製品はヤマハ製が好きで、自宅でも好んで使っています。職務上Cisco製品を扱う経験もありましたが、Cisco製品は高価なイメージがあり、自宅で使うことを考えたときに一種の憧れのようなものもありました。
2台目の10G(SFP+)対応スイッチを探すうえで、ヤマハで揃えたい気持ちもありましたが、せっかくの機会なのでCisco製品も探してみました。すると、C1300-16P-4Xという機種があり、ネットで新品の値段を調べてみると軒並み12万、13万円~という価格設定のなか、1店だけ93,000円台で販売されていました。これに運命的なものを感じて仕様を詳しくみていきました。
仕様をざっくり挙げると、SFP+を4ポート装備し、1Gが16ポートかつPoE対応、そしてファンレスで50℃対応、サイズも小さく、追加のライセンス購入も不要とホーム使いに最適(?)であることがわかりました。これはポチるしかないと購入を決めました。
開封
個人でこんな高級なものを買うなんてと様々な想いがこみ上げるなか新品の箱を眺めていました…。

蓋を開けるとこんな感じです。

本体を箱から取り出したの図。

裏面は放熱フィンが飛び出ています。これは見た目微妙な感じがしましたが、高級品なのでそんなところも無骨であり男心をくすぐる造りに思えてきます…。

使ってみた
初期設定はLANポートにケーブルを接続してWebブラウザでGUI設定しました。VLAN程度の設定なので特段難しいことはなかったです。
ただ、ページ切り替えがモッサリしていて若干ストレスになります。ヤマハのスイッチならもっとサクサク切り替わります…。
10G通信
C1300-16P-4XとSWX2220-10NTにFS.comの10G SFP+モジュールを挿して通信テストしたところ問題なく10Gでリンクアップし通信を確認できました。

SFP+モジュールは双方ともFS.comの「汎用互換 10GBASE-SR SFP+光モジュール(850nm 300m LC/UPCデュプレックス MMF DOM)」です。
SFP+をLANケーブルに変換
まだ宅内のLANケーブルを光ケーブルに置き換えていないため、しばらくは既存のLANケーブル(CAT6)を10Gで運用しようと、SFP+でLANケーブル(RJ45)が使えるモジュールも1個買いました(対向はSWX2220-10NTの10G RJ45ポート)。

CAT6ケーブルでも37mまでは10G通信できるらしいですね!
買ったのはFS.comの「Cisco SFP-10G-T-X互換 10GBASE-T SFP+光モジュール(銅製 RJ-45 30m)」です。これがなかなか高価で1個1万円します。
結果、既存のCAT6ケーブル(総延長25m)で10G通信することができました。



今後
次は既存のLANケーブルを光ケーブルに置き換えることと、NASの10G対応を目指したいと思います。
C1300-16P-4Xですが、Webブラウザの設定ページの移動に時間がかかるので、LANマップの見やすさ的にもヤマハで揃えた方が良かったかな~と若干後悔の念があったりなかったりです…。
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