きっかけ
2022年11月、GoogleストアのブラックフライデーセールでPixel 6aが定価¥53,900から¥8,920引きの¥44,980で販売されていた。それだけであれば驚かないし買おうとも思わなかったが、下取りありで実質0円と謳われているではありませんか。
普段ならこの手の広告には裏があると思って目もくれませんが、注釈を読んでも特段妙な条件は明記されていないようでした。
なによりあのGoogleがそんなことするはずがないだろう…
今現在使っているスマホは1年前に購入したPixel 5a(5G)です。1年ほどしか使っていないのでもったいないとは思いましたが、実質0円であれば買い換えた方がメリット多し(ハードの残り寿命やサポート期間が延びるなど)と判断しました。
下取りの見積もり
Pixel 6aの注文画面で下取りの設定をしました。Pixel 5a(5G)を選択して進みます。
下取りスマホの状態設定
「下取り対象のスマートフォンは良好な状態ですか?」との問いがあり、「電源が入り、ひび割れがなく、画面が正常に動作する場合は、「はい」と回答してください」との設問がありました。試しに「いいえ」を選ぶと「スマートフォンの電源は入りますか?」の問いが表示され、その回答次第で下取り額が分かれるようです。
今回下取りに出すPixel 5a(5G)は正常動作し、画面、外装ともひび割れはありませんが、外装(特に縁)に目立つ傷がいくつかあります。設問ではひび割れの有無しか問われておらず、外装の傷については状態不問なのでしょうか。
外装の傷については問われていないと判断して「電源が入り、ひび割れがなく、画面が正常に動作する」方を選び、下取りの見積額は上限の¥44,980と表示されました。
注文の概要
今回の注文概要です。端末代¥53,900-割引¥8,920=¥44,980に対して、下取り上限認定だと-¥44,980で下取り後の合計が¥0です。支払いはクレジットカード一括払いにしました。
下取りスマホ郵送用の下取りキットが端末とは別便で送付されるようです。
Pixel 6aが届いた
しばらくしてPixel 6aが到着しました。
端末の色は今まで黒や白が多かったので緑にしました。
主な付属品はUSBケーブル(Type-C)とUSB変換コネクタ(Type-A ⇔ Type-C)です。電源アダプターは入っていません。
Pixel 5a(5G)との比較
Pixel 5a(5G)との比較。サイズはほぼ同じです。
データ移行
データ移行はUSBケーブルで新旧端末を接続して出来るので簡単です。
下取りスマホの発送
下取りキットの受け取り
下取りキットは端末とは別便で本人限定受け取りの郵便で届きます。封書で通知が届いたので、それを持って郵便局へ行き、下取りキットを受領しました。
全データを消去
下取りに出す端末は初期化しないと受け付けられないとのことなので初期化しました。
初期化成功。
箱詰め
下取りスマホを箱に入れます。箱に隙間が設けられているのでそこにスマホを入れます。結構キツイです。
スマホ本体のみ入れ、封をしました。Webのヘルプによると付属品を入れた場合はリサイクルされるようです。
封印用シールがないトラブル
この封をする場面ですが、本来は下取りキットに封印用のシールが入っているようですが、入っていませんでした。市販のガムテープ等で封をしても問題なさそうですが、念のためGoogleに問い合わせてみました。
問い合わせはチャットでしました。チャットなので即座に回答があって便利だなと感じました。結果、市販のテープで問題ないとのことでした。
あとは箱に宛名シールを貼って郵便局の窓口かポストに投函するだけです。送料は着払いとなっています。
下取りスマホの傷
下取りに出すPixel 5a(5G)はケース等には入れず裸の状態で1年間使ってきました。画面割れはありませんが、外装(縁)には目立つ傷があり、画面にはよく見ないと分からない程度の磨き傷のような薄い線傷が僅かにあります。下取りに影響するのでしょうか。
裏面には縦方向に直線上の線模様がうっすら出ています(なぜなのか不明)。
下取りの結果
下取りの進行状況は逐次確認できるようになっていました。
下取りキットを発送してから10日ほどで結果の通知がありました。どうやら満額の判定が下されたようです。外装の多少の傷は影響しないようです。
下取り額の払い戻しでトラブル?
下取り満額の¥44,980全額が決済に使用したクレジットカードに払い戻されると思っていましたが、メールを確認すると¥40,891がカードに戻され、残りの¥4,089(消費税相当?)はGoogleストアのストアクレジットとして払い戻されるようでした。ストアクレジットは有効期限が6カ月と定められているし、手出しなく¥4,089全額使うのは至難の業です。そもそも購入時にそんな説明は明示されていなかったハズ…。モヤモヤが残ります…。Twitterで検索してみると同じように感じている方がちらほらみえました。
えっ、そんなの聞いてないよー ってやつですね。
Googleに問い合わせてみた
査定額が購入価格を上回る場合、超過分がストアクレジットで払い戻されるという説明は購入前に読んでいましたが、注文画面では満額査定額は端末代金と同じ¥44,980(=0円)と表示されていたため、超過することは起こり得ないと思っていました。
どうにも腑に落ちなかったのでできることなら¥4,089もカードへ払い戻ししてもらえないかとダメ元でGoogleへ問い合わせてみました。今回はサポート営業時間外だったためチャットではなくメールで連絡しました。
はたから見たらただのクレーマーでしょうか…
その結果、なんとカードへ払い戻ししてもらえることになりました。さらにお詫びということでストアクレジットもそのまま使ってくださいとのこと。さすがGoogleさんです。これからもお世話になります!
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