換気扇の穴を塞ぐ方法

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壊れた換気扇を撤去

壊れて長らく放置していた換気扇があります。

この換気扇はシャッター式で、紐を引くとシャッターが開いて換気扇が回る仕組みです。この部分が固着(恐らく錆び)して紐が引けない状態でした。シャッターが閉まりきっていなかったので、冬は冷たい外気が流れ込んでいました。

今回、この換気扇を撤去して換気口を塞ぎたいと思います。

この写真は既に換気扇を撤去したあとです。夜なので黒くなっていますが、枠の下1/3は外が見えています。また、外側に換気扇のフードが付いています。

蓋を作成

換気口を塞ぐ方法はいくつかあると思いますが、築年数が経っているため、見た目にはこだわらず適当に塞ぐことにしました。

合板を枠の大きさに切って蓋にします。枠は25cm四方なので、24.8cmぐらいを目安に丸ノコで切り出しました。

取り外しのことも考え、取っ手も付けておきました。これは木工用ボンドで接着しました。

塞ぐ

作った蓋を嵌めてみたところ、ピッタリでした。

固定はどうしようかと考えていたところ、換気扇フードが若干枠の内側に入っていたため、そこに引っかかってうまく固定できました。

内側からはコーキングのみにして様子を見ます。

コーキング

たまたま手元にあった変成シリコンシーラント。これを使って蓋と枠の隙間を一周塗ります。

完成

見た目にはこだわらないのでコーキングはべた塗りです。とりあえずこれで完成としました。

たった板一枚ですが、外気が侵入しなくなったため、暖房がよく効くようになりました。もっと早くに施工すべきでした。

コーキングを切れば蓋は外せるので、今後は内側にも蓋をして壁紙を貼るとか、また換気扇を付ける、薪ストーブを設置して煙突を出すなど活用できると思います。