家庭内LAN工事

天井裏
天井裏に入り、LANケーブルの配線をしました。
1階と2階の間は狭すぎて大変です。
壁に穴あけ
壁の裏に筋交い等がないことを天井裏から確認したり、既存のコンセントと並列になるようにしたりと工夫し、穴を開ける位置を決める。
穴開け位置とサイズが決まれば、その4隅の一角にドリルで穴を開け、先端の尖ったノコギリで切って行けば良い。石膏ボードでも切れます。
壁の隙間には断熱材が無く、床まで空洞だったため、LANケーブルの先に釣具の重りを付けて垂らしました。
モジュラージャック(埋込型)
モジュラージャックはパナソニックのぐっとす CAT6(NR3170W)を使いました。
この製品はLANケーブルの芯線の太さが AWG24 と指定されています。最近の極細ケーブルなどと銘打ってあるLANケーブルはより細い AWG28 等が使用されているので要注意です。
LANケーブルは Harmonet の CAT6に対応した物を使用しています。こちらはパッケージに AWG24 や T568A と記載されているので、分かりやすかったです。
コンセント絶縁取付枠
モジュラージャックを壁に取り付ける場合「取り付け枠」という物を利用します。
こちらもパナソニックの部品(WTF3710K)を使いました。
はさみ金具
この取り付け枠の固定には、電気工事の場合「埋め込みボックス」を使って左右にある梁等にビス止めするのが一般的のようですが、高々LANケーブルだけなので「はさみ金具」という部品を使い、中空にでも固定できる簡易部品を使用しました。
こちらはホームセンターで汎用品を購入。
ちなみにコンセントやスイッチを触る場合は電気工事士の資格が必要です。LANケーブルだけの場合は不要。
取付枠の固定
取り付け枠とはさみ金具はこのようにして使用します。
LANのジャックが挟まっているところが壁だと思ってください。
LANケーブルの皮むき
ぐっとすの説明によるとLANケーブルの先端から5cm程度外皮をむくようです。
はさみ等でも代用できますが、手持ちの電工ナイフを使用。
中身
外皮を剥いた状態です。
より対線なのが良く分かります。
中身
ぐっとすにセットします。
専用工具は不要で、付属の蓋でぐっと押し込むだけです。らくちん。
中身
取り付け枠にセット。
中身
カバーを付けて完成です!!(カバーはパナソニックのWTF7002W)
壁紙は汚いけど、なかなか綺麗に仕上がりました。