カプチーノの燃料フィルター交換

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用意した純正部品

燃料フィルター:15410-80F00 ×1【4,000円】
燃料ホース(燃料フィルター前後用):09356-75137-600 ×1【4,400円】(7.5×13.5×600mm 600mmあるので170mmと150mmにカットして使用)
↑燃料ホース用クリップ:09401-12404 ×4【100円】
燃料ホース(リターン用):09356-58127-600 ×1【990円】(5.8×12.2×600mm)
↑燃料ホース用クリップ:09401-11407 ×2【80円】
※価格は単価

交換作業

まずは燃料ホースのクランプがペンチ等で挟める位置にあるかを確認し、挟みどころがあらぬ方向を向いている場合は簡単に挟める位置にどうにかして向けます。

次に、燃料フィルターのステーと車体側を固定している12mmのボルト2本を外します。ここは多少スペースが限られるので、工具が物を言うかもしれません。

そうしたら、燃料フィルターからタンクに延びている方の燃料ホースを外します。このまま放っておくとどんどん燃料が漏れてくるので、何かで栓をしておきます。

燃料フィルターに繋がる燃料ホースも交換する場合は、純正部品が600mmあり、カットしても余るので60mm程度カットしておき、そこに外した燃料フィルターステーの12mmボルトを挿しておきます(写真の状態)。これでも多少は漏れますが、何もしないよりは大分マシです。

フィルター~車体側のホースも外し、新しいフィルターにステーを移植。後は逆の手順で組み、完成です。

燃料ホースも交換する場合ですが、純正部品だとホースをカットする必要があり、タンク~燃料フィルター間が170mm、燃料フィルター~車体側が150mmです(パーツカタログより)。

完成!

完成です。

今回リターンホースも交換しようと思い部品を注文しましたが、実際車体を見てみると3連パイプになっていてビックリ。

一番右が燃料フィルターと繋がっているので行き、戻りは真ん中か左ですが、真ん中ぽかったのでそこのホースを交換しました。これは燃料フィルターと繋がるホースとは部品番号が異なりますので、注意が必要です。ここは狭いので予めホースをカットしておき(150mm)、ガソリンをダボダボ流しながら作業しました。なかなか大変です。

ちなみに右のパイプはキャニスターと繋がっているのかな? 潜って確認していないので分かりません…。このホースはノーチェックだったので交換せずとなりました。

燃料ホースは大抵固着していて硬いので、新品交換することもありカッターで切れ込みを入れて外しましたが、刃物を使用する場合はくれぐれも他のホース等に傷を付けないようにしましょう。

インプレ

走行14万キロオーバーのこのカプチーノ。交換前は6千回転辺りからボフボフと吹けない症状がありその解消を期待していましたが、見事に解消されました(180SXで似たような経験があるので)

アイドリングでも走行中でもエンジンが静かになったような感じがします。走っても全域でトルクアップし、スズスポの軽量フラホ&クラッチキットで発進時にかなり神経を使っていたのがさほど気にしなくてもエンストなく発進できるようになりました。かなり調子が良いです。

10万キロオーバーで燃料フィルターを交換した気配がなければ、交換して損はないと思います。

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