カッパーメタリックに全塗装
- はじめに
ボンネットやトランクなどが色褪せていたのでどうせならと全塗装を考え、コンプレッサーも持っていることから、決意しました。
色は、車が小さいので交通の安全上認識性が良いように明るい色に限定して探しました。自動車メーカーのホームページを見ているとVitsの純正色、カッパーメタリック(4T4)が目に留まり、珍しい色だしとこれに決定しました。
屋根は既にゼットブラックで塗っているので、ボディ(ドア内側も)だけの塗装となりました(ボンネット/トランク裏は塗らずです)。
※ 写真は塗装前。綺麗に見えるが実際は…
- 道具
使用機材:
コンプレッサー:ITFのWB-25(100V 25L)
スプレーガン:明治機械製作所 Finer2
※スプレーガンの使用空気量の方が供給量より多いですが、問題ありませんでした。塗料(ぺいんとわーくすさんより通販 全てロックペイント):
ミラクルプラサフHB グレー 0.9L(足りないぐらい)
パナロック カッパーメタリック 1.8L(1/3ぐらい余った)
マルチトップハイクリアー 2.4L(結構余った)
他シンナー/硬化剤/プレソルベント/スプレーガン洗浄用シンナー適量- 下地作り
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※ フロントとリアバンパー、ヘッドライトは外して塗装しようとしたのでまず取り外しに掛かりましたが、前後バンパーはボディに付いている方が水研ぎしやすいので、ボルト2本程度で簡単に装着した状態にしました。
次にドア内側も塗るので、その辺りの内装を外しました。このとき、ドアクッションは無理やり外すと千切れて再使用できなくなってしまうので、工夫して慎重に外した方が良いと思います。私は破壊してしまったので現在付けてはいません…。
次に耐水パーパーの#800で塗装する部分全体を軽く水研ぎし、完全に水を飛ばしてからマスキングしてプレソルベントで紙ウエスを使って脱脂しました。
これで下準備完了です。
- 塗装
まず、硬化剤等には毒成分が入っているので、防毒マスクは最低限装着しましょう。ゴーグルと手袋も装着すべしです。
今回塗るカッパーメタリックはとまりが悪い(透けてなかなか染まらない)色のようで、ぺいんとわーくすさんから下塗りにグレーのプラサフを吹いた方が良いとの情報を貰いました。このためまずはプラサフを吹きました。画像右部分がその状態です。用意した0.9Lでは元の赤色がギリギリ消せる程度の量でした。ボンネット裏とトランク裏も塗るなら確実に足りません。
1時間程度乾燥後(説明シールによると本来は3時間程度必要)、カッパーメタリックを塗りました。画像左の部分です。
メタリックは塗料がカップに入ったまま時間が経つとメタルムラになりやすいので、吹かない間はカップを軽く回していました。
塗り終わって1時間後(本来はもっと時間を掛けるべきでしょう)、仕上げのクリアーを吹きました。吹き終わって半乾きのうちに(概ね10~20分以内?)マスキングを剥がしました。完全硬化後に外すと境目がかなりイビツになるのでダメです。
ちなみにこのマルチトップハイクリアーは60℃で強制乾燥させないといけないみたいですが、ヒーター等は使わず天日干ししました。夜塗ったのですが、確かに20℃程度では数時間では乾きませんでした。
- 完成
多少メタルムラとタレ(夜塗ったので…)が生じましたが妥協して完成!
この色のカプチーノはかなりレアではないでしょうか(?
- ドア内側も
塗れました。
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