カプチーノのエンジンからの冷却水漏れ修理(ウォーターポンプ交換兼タイミングベルト交換)

エンジン左脇から冷却水漏れ発見
最近カプチーノからなんだか甘~い香りが漂ってくることに。この香りが美味しさの秘訣…ではなく、確実に冷却水の匂い。リザーブタンクも減っています。高確率でどこからから漏れています。
探ってみたところ、エンジンとタイミングベルトカバーの隙間が一番怪しい。近くにウォーターポンプがあるので多分寿命を迎えてそのポンプから漏れているものと思われる。エンジンが掛かっているときにキュッキュッと鳴くし、エンジンを切ったときもキュルっといって止まります。
この車、タイミングベルトは交換シールが貼ってあるので恐らく交換してあるようです。良心的なお店であればタイミングベルトと同時に交換する物ですが、どうやら交換されていない模様です。
ここにあります
このポンプを交換する場合はタイミングベルトを外さなければいけないんですが、これが面倒な作業。このベルトを外すのであれば、ついでにカムとクランクのオイルシールも交換したいところ。
面倒なんで一応知り合いの店に聞いてみたところ、工賃だけで4万円越え。うーむ。 調べたところ部品代だけでも2万円近く。なんだかもったいないので自分で直すかな。。しかし面倒な作業だ。とりあえずタイベルカバーを外して現状確認から始めよう。
タイミングベルトカバーを外す
タイベルカバーを外すためには次のような作業が発生します。
オルタネーターベルトを緩める
クランクプーリーの取り外し
冷却水を抜いてタイベルカバー前にある水パイプからホースを抜く
オイルレベルゲージのケースを引っこ抜く
エアクリの撤去
左右ストラット付近に伸びている補強バーの取り外し
そうするとタイベルカバーが外せる状態になります。
タイミングベルトカバーを外す
タイベルカバーを外すと画像の状態になります。
タイミングベルトの脱着が必要になるので、クランクプーリーをはめて手で回し(プーリーボルトは締めずにやった)、1番の圧縮上死点を出します(カムプーリー2個とクランクギアの各印を規定の場所にあわせます)。そしてカムプーリーとカバーの合いマークのところに印をつけておきます。クランク側にも合いマークがあるので、ギアとベルトに印をつけておきます。後で気付きましたが、実は画像の位置は1番の上死点ではありません。カムプーリーだけに限れば、画像の上下が逆でなければいけません。
しかし、要はカムやクランクが回らなければ良いので、この状態でも問題ありませんでした。実際ネットで検索するとこの状態で交換しているショップの画像もあります。
クランク側の合いマーク
画像がクランク側の印です(印の一コマか二コマ右辺りにちゃんと合いマークもあった気がします。クランクのキーが上を向いているはずです。
タイミングベルトを外す
テンショナーのボルトを緩めてテンショナに掛かっているバネ(画像赤丸)を外すとベルトのテンションが緩むので、タイベルを外します。
カムプーリーを外す
これは必須ではないような気がしますが、ウォーターポンプの上側のボルトがタイベルのバックカバーに若干隠れているので作業スペース確保のためこのバックカバーを外すためにカムプーリーを外しました。
カムプーリーを外すのにインパクトを使っています。左側は車載用のDC12V電源インパクトで緩みましたが、右側はそれでは緩まなかったため、そのままバックカバーのボルトを緩めました。これでも作業スペースは十分確保できました。
※カムプーリーを締める時用にKTCのカムプーリーホールドレンチなるものを購入しました。
ウォーターポンプを外す
ウォーターポンプを留めているボルト3本とナット2個を外してウオポンを外します。誤ってその下についているオイルポンプのボルトを外さないようにしましょう。
画像赤丸の部分に結晶のようなものができています。位置的にもここから漏れていたものと思われます。
後は逆の手順で組み付ければ元に戻るはずです。エンジン側に残ったウオポンのガスケットはスクレイパーで綺麗にし、さらにオイルストーンでさらっておきました。
このタイミングでタイミングベルトを新品交換する場合は、ベルトに付けた印を新しいベルトに写します。一コマもずれないよう慎重に移しましょう。
組み付け
後は逆の手順で組み付ければ元に戻るはずです。エンジン側に残ったウオポンのガスケットはスクレイパーで綺麗にし、さらにオイルストーンでさらっておきました。
このタイミングでタイミングベルトを新品交換する場合はw、ベルトに付けた印を新しいベルトに写します。一コマもずれないよう慎重に移しましょう。そしてカムプーリーの印とクランクギアの印がぴたりと合うようにベルトを組み付けます。これ結構大変です。
ベルトが付いたらテンショナーを付け、ボルトを仮止めした状態でバネをつけます。その状態でクランクプーリーをはめ、手で時計回りに2周回します。そうするとテンショナーによってベルトにテンションが掛かります。この状態でテンショナーボルトを締め付け、カムプーリー2個の合いマークとクランクギアの合いマークが規定の位置を指しているか確認します。どれかがずれている場合はテンションが掛かったことによってずれた可能性があるので、もう一度張り直します。
あとカムプーリーだけに限って言えば、画像のカムプーリーの位置が1番の上死点です。先の画像の位置と比較してみてください。
オイルレベルゲージ付け根のOリングは今まで交換した形跡がなければ交換しておいた方が良いと思われます。