カカプチーノの純正オイルクーラーパッキンからのオイル漏れ修理
- 現状確認
薄々気づいてはいましたが、オイルドレーンホースとオイルフィルターにオイルの滴る光景が。。
フィルターはしっかり付いている模様。となるとオイルドレーンホース? それともオイルクーラーに刺さる水ホースから水漏れ? はたまたオイルクーラー取り付け部からの漏れ??
- オイルドレーンホース交換
とりあえず、オイルドレーンホース(画像右側の黄線)を交換してみました。
このホース、オイルパン側のクリップは簡単に取れますが、タービン側のクリップを外すにはアッパーアームのボルトを抜いてアッパーアームをずらした方が効率良いです。
ちなみにここのクリップ、ご丁寧にエンジンシリンダ側を向いておられた…。嫌がらせだと思いましたよ。
…外したホース見ても亀裂等ありませんでした。。。
- 純正オイルクーラー取り外し
その後エンジン掛けた状態で下から覗くとまだオイルが漏れていました。
エンジンブロックとオイルクーラーアダプタ間に漏れはないので、オイルクーラーアダプタ~オイルクーラー間が原因とみて、とりあえず純正オイルクーラーを外してみました。
- オイルクーラーの外し方
外し方:
1. 冷却水を抜く
2. オイルクーラーに刺さる水ホース2本を抜く。
この時オイルクーラー~タービン間のホースはオイルクーラー側がスペースの問題でホースを外しにくいので、タービン側を外した方が楽な場合もあります(いずれの方法でもアッパーアーム取り付けボルトを外してスペースを作る必要があると思いますが)。
3. オイルフィルターを外す
4. オイルフィルターを止めている24mmのボルトを外すとクーラーも落ちてくるこのボルトはディープソケットじゃないとソケットが掛からないと思いますが、KTCのオイルプレッシャーソケット(B20-24HD)で回せました。(このソケットはカプチのオイルプレッシャースイッチにも使えます)
京都機械工具(KTC)- オイルクーラーレス
オイルクーラーを外した状態です。
- 新品
今回のオイル漏れはオイルクーラー上部のパッキンが原因なのですが、このパッキンが単品では買えず、オイルクーラーごと交換になってしまいます(高いです)。
このパッキンを自作される方もいるようですが、出先でまた漏れ漏れになったりすると面倒なので結局新品買ってしまいました。
自作する場合は耐油性ゴムシート(1T)をカッターでパッキン形状にカットしてパッキンをかさ上げするらしいです。
ちなみにオイルクーラーはお値段21,840円です。たかがパッキンのために、、
<新情報!!>他車種のオイルクーラーパッキンが流用できるようです!!(部品番号16621-73G00@270円位)
部品番号:16600-80F00@21,840円(純正オイルクーラー)
SUZUKI(スズキ)SUZUKI(スズキ)- パッキン
この赤いパッキンのために2万円…
上のダメパッキン画像と比べると一目瞭然、ダメパッキンは完全に潰れてしまっています。
- 完成!
装着しました。
漏れは止まりました!
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