現在、トイレの紙巻器が1連タイプなのですが、諸事情により2連タイプが必要になったためDIYで取り付けました。買ったのはLIXIL(INAX)の2連棚付き紙巻器CF-AA64KU/LP(クリエペール)です。棚部分が割と重量感があります。
芯無しトイレットペーパー(コアノンロール)も使うので、専用のアーム(LIXILのA-8685/WA)も同時購入しました。
本体の付属品は取り付け用のタッピンねじ(Φ4,L=35)が4本のみです。
今回、取り付け面はタイル壁です。施工説明書を読むと別売のAYボルトを使用との記載がありますが、市販のアンカーを使用しました。fischerのデュオパワー 5×25というアンカーを使いました。下穴径5㎜で3~4㎜のビスが使用できます。使用荷重はコンクリートが30kgf、石膏ボード(12.5㎜厚)が7kgfとなっています。
紙巻器の天板のシールには荷重5kgまでと表示があるため、本体重量も併せて6~7kg以上の重さに耐えるアンカーが必要になります。施工説明書には、石膏ボードや合板などの場合は板厚30mm以上確保するため壁裏に補強木を入れろと指示があります。
タイル壁への穴開けには振動ドリル(日立工機のFDV18V)を使用しました。
ドリルはユニカ(unika)のノンスリップドリルビット コンクリート用BNタイプ 5.0mmです。磁器タイル用もありますが、コンクリート用でもそれなりに綺麗に穴があきます。
取り付け面はこのようなタイル壁です。
位置を決め、マジックで印を付けた後、ドリル刃が滑らないようにドリル刃を金づちで軽く叩いてセンターを出しました。あとは振動ドリルを使って穴をあけるだけです。
穴にアンカー(フィッシャーのデュオパワー)を打ち込み、付属のねじで固定して取り付け終了です。左側が標準のアーム、右側が芯無し用のアームになっています。
アーム交換はマイナスドライバーがあれば簡単にできます。Cリングをマイナスドライバーでこじって抜き、アームを下に引き抜けば外れます。
トイレットペーパーをセットして完成です。