Google Adsenseに居住者証明書を提出した

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アドセンスに「税務情報を確認するために追加書類が必要です。」が表示された

2024年1月初旬にGoogle アドセンスにアクセスすると↓のメッセージが表示されていました(お支払いアカウント「YouTube」も同様の表示でした)。

アドセンスにアクセスすると警告が…。

実は2023年12月にAdsenseにアクセスした際、シンガポール向けに居住者証明を提出してとの案内があり、試しに運転免許証の写真を撮って提出した経緯があります。その結果一旦承認済みになったものの、年明けに↑のメッセージが表示されるに至りました。

アメリカは以前手続きして承認済み。今回のシンガポールは運転免許証の提出で承認済みになったものの…。

Adsense上、シンガポールの欄は承認済みになっていますが、「税法上の居住地」の欄に次のように表示されていました。

「税務情報を確認するために追加書類が必要です。」
「ご提出いただいた書類の種類が Google が承認したものではないか、有効期限が切れている可能性があります。」
「対象となる課税免除を申請するには、現在の有効な書類をできるだけ早く提出してください。税務情報が承認されるまでは、現在有効な既定の税制が適用されます。」

「税法上の居住地」には「税務情報を確認するために追加書類が必要です。」が表示されている。

ネットで諸先輩方のブログを読むと税務署で居住者証明書を取得するのが確実な方法のようで、そうすることにしました。

居住者証明書の請求書をダウンロード

居住者証明書の申請書は国税庁のホームページでダウンロードできます。

国税庁「No.9210 居住者証明書の請求」Webページ:
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/osirase/9210.htm

国税庁「No.9210 居住者証明書の請求」ホームページ

下の方にスクロールすると「居住者証明書および交付請求書および交付請求書の様式」のセクションがあります。なお、請求書と証明書は一体(1枚)になっています。

居住者請求書交付請求書のダウンロード。

様式には租税条約等の締結国用とそれ以外の国用がありますが、シンガポールは租税条約等の締結国に含まれるので租税等締結国用の入力用PDFをダウンロードしてパソコン上で入力して2部印刷しました。申請1件につき同じ請求書が2部必要になります(1部は税務署保管用)。

居住者証明書交付請求書の記入例

ダウンロードした居住者証明書交付請求書に次のように入力しました。

  • 1:請求書を提出する税務署の名称を入力。
  • 2:請求日を入力。
  • 3:上段に日本語の住所、下段に英語の住所を入力。日本語の住所はAdsenseに登録している住所と一字一句同じにしておいた方がトラブルを予防できるかも(?)
  • 4:上段に日本語の氏名(フリガナを忘れずに)、下段に英語の住所を入力。
  • 5:電話番号を入力。申請用の記入欄ということもあり国番号+81は付けませんでした。
  • 6:提出先の国名を入力。今回はシンガポールなので日本語欄は「シンガポール」、英語欄は「Republic of Singapore」としました。日本語も正式にはシンガポール共和国と呼ぶようですが…。
  • 7:対象期間は空白のまま提出しました。
  • 8:上から3つの項目にチェックを入れました。
  • 9:証明書の請求枚数は1部で良いので「1」を入力。
      ※ 請求時は1件につき同じ内容の請求書が2部必要です。
  • 10:居住者証明書側の提出先の国名を「Republic of Singapore」と入力しました。

税務署に提出

必要事項を入力、印刷した居住者証明書交付請求書を税務署に提出します。ネットの情報によると郵送も対応しているようですが、直接持って行くことにしました。

請求に必要な書類

仕事の合間に行くので他に必要な書類がないかを事前に税務署に電話で問い合わせしました。その結果、次の物が必要でした。

  • 居住者証明書交付請求書(同じ内容の紙を2部)。
  • 本人確認できる物(運転免許証、マイナンバーカードなど)。
  • 確定申告していない場合は(前年の)源泉徴収票または住民票。確定申告していない人は源泉徴収票か住民票が必要とのことでした。ここはネットにはあまり情報が無い部分でした。納税していることを示す資料が必要なのでしょうか。

税務署に持参

請求に必要な書類を持って税務署に行きました。時期は1月上旬だったこともあって順番待ちすることもなく席へ通されました。確定申告の期間と重なると待ち時間がかかりそうです。

申請自体は書類を提出、職員の方が内容を確認して終わりました。滞在時間は10分くらいでしょうか。居住者証明書の発行まで最大7営業日かかるとのことでした。発行出来たら電話連絡するとのことでした。

都会の税務署では即日発行の場合もあるようです。

田舎の税務署のためか担当された職員も居住者証明書の請求について詳しくはなさそうでした。これからAdsenseで居住者証明書の提出を求められる人が増えたら取り扱い件数も増えそうですね。

証明書を受け取りに行く

2営業日程で証明書ができた旨の電話があり、受け取りに行きました。その際本人確認と受け取りのサインをして税務署を後にしました。

Google Adsenseに居住者証明書を提出

アドセンスに居住者証明書を提出します。「税法上の居住地」の欄で追加の資料を求められていて、「シンガポール」の欄はステータスが承認済みとなっていますが、これは先日運転免許証を提出したことでこのような状態になったと思われるため、「シンガポール」の欄で今回取得した居住者証明書を提出してみることにしました。

証明書上の相手国もシンガポールなので。

「税法上の居住地」の欄で追加書類を求められているが…

「シンガポール」の欄の「税務情報の更新」ボタンをクリックして、操作を進めました。

「承認済み」になっている「シンガポール」の欄で証明書を提出しました。

「ドキュメントの種類」から「税法上の居住地の証明書」を選択し、今回取得した居住者証明書をアップロードしました。居住者証明書は事前にスキャナーで読み込み、PDF化しました。

「税法上の居住地」の欄のステータスが「審査中」になりました。

受理された

審査には7営業日ほどかかると記載されていましたが、9営業日ほどしてから受理した旨のメールが届きました。

受理された旨のメール。

アドセンスで確認すると、「税法上の居住地」、「シンガポール」ともステータスが「承認済み」になっていました。これで一件落着です。

「税法上の居住地」のステータスが「承認済み」になった。

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